日本児童文学学会 中部支部HP

Japan Society for Children's Literature

このホームページは、日本児童文学学会中部支部の活動を広く公開することを目的としています。
中部支部は、年一回発行の年報と、年三回の例会開催を主な活動内容としています。
例会は、会員の方以外でも自由に参加出来ます。
興味のある方は中部例会事務局までお問い合わせください。
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日本児童文学学会 第89回中部例会案内

日本児童文学学会 第89回中部例会

案 内

 

 89回中部例会を、下記の通りラウンドテーブルとして開催いたします。

会員の皆さまお誘いあわせの上、多数ご参加いただきますようご案内申し上げます。

(当日一般参加者:資料代500円)

 

日時:2018310日(土) 14001600

*当日は13:30より中部支部総会を行います。会員の方はご出席ください。

 

場所:名古屋市東図書館 会議室

名古屋市東図書館へのアクセス:名古屋市営地下鉄名城線「名古屋ドーム前矢田」下車(1番出口)、徒歩3分。

自動車の場合、図書館駐車場あり(300)

 

テーマ「戦時下の児童文化・児童文学」

特定秘密の保護に関する法律の成立、「一億総活躍社会」実現の方針、道徳の教科化、日本国 憲法改正への加速化など、不穏な動きが感じられる昨今、アジア・太平洋戦争期の児童文化・ 児童文学について、改めて注目する必要があるのではないでしょうか。

思想運動・大衆運動弾圧の中心に据えられた治安維持法のもと、「挙国一致・尽忠報国・堅忍 持久」や「一億玉砕」などのスローガンが飛び交った戦時下の児童文化・児童文学を探ること は、もともと 3 月例会担当者の共通のテーマでもありました。

そこで今回、川勝泰介氏、青木文美氏の協力を得て、「戦時下の児童文化・児童文学」という ラウンドテーブルを企画いたしました。キーワードは、大枠が「総力戦体制」、細目が「総動員」 と「統制」です。これを機に、みなさまと情報を共有したいと思います。

 

タイムテーブル

133014:00 年次総会(会員のみ)

14:0014:05 開会あいさつ  

14:05〜16:00

   報告 \郛‖找

        「『児童文化』の変遷とその変質を考える」

 報告◆\野俊和

        「『総力戦体制』と保育研究運動――『保育問題研究会』とは何だったのか」

 報告 服部裕子

    「戦時下の子どもの読書と読書調査上位作『軍神西住戦車長』について」

 報告ぁ\通敲姑

    「赤い鳥童謡会出身者たちの戦時下―書き手が体制に絡めとられるとき」

 

*報告時間及びフリートーキングの時間配分については、当日報告者の方々とご相談して決めていきたいと思います。

 

 報告

「『児童文化』の変遷とその変質を考える」

川勝泰介(ユマニテク短期大学)

 児童中心主義や自由主義という大正自由教育の中から誕生した「児童文化」が目指したものとは何だったのか。そして、その後の時代の移り変わりの中で、児童文化の主体は、〈子ども〉から〈大人〉へと移っていく。そこにはどのような背景があったのか。

 大正末から昭和にかけての児童文化の状況を概観しながら、今後の児童文化について考えるきっかけになればと思います。

 

 

報告

「『総力戦体制』と保育研究運動――『保育問題研究会』とは何だったのか」

浅野俊和 (中部学院大学)

 

日中戦争がはじまる前年の 1936(昭和 11)年 10 月に「保育問題研究会」は結成され、アジ ア・太平洋戦争での戦局が悪化しはじめていた 1943(昭和 18)年6月に終焉を迎えます。同研 究会には、会長の城戸幡太郎を筆頭に、菅忠道や松葉重庸、川崎大治ら、児童文化・児童文学 関係者が会員として名を連ねていました。

 「保問研」による保育研究運動は、戦争目的のもとで国家的資源を総動員する「総力戦体制」 が構築されつつあった時代状況にあって、それらの動きとどのような結びつきを持ち、何を志 向して進められたものだったのでしょうか。今回の報告では、同研究会による活動を一事例と して取りあげ、「戦時期の遺産とその両義性」(山之内靖)について探ってみたいと思います。

 

 

報告

「戦時下の子どもの読書と読書調査上位作『軍神西住戦車長』について」

服部裕子(日本福祉大学)

 

日中戦争が始まると、国家統制による児童図書浄化運動が進められました。1938 10 月に は、「児童読物ニ関スル指示要綱」が伝達され、翌年には文部省推薦図書制度が改正され、国策に沿った良書の普及が図られるようになります。まず、2 つの児童読物調査(1940.12 1943.5)から「指示要綱」の影響について簡単に述べたいと思います。

さらに総動員体制の具体例として、戦車長西住小次郎が「昭和の軍神」第 1 号として脚光を 浴び、戦意高揚に利用されていく過程と、その影響の大きさから、児童読物調査でも上位作となり、文部省推薦図書にも指定された子ども向けの伝記、富田常雄『軍神西住戦車長』について、大人向けの伝記等と比較しながら紹介します

 

 

 

 

 

報告

「赤い鳥童謡会出身者たちの戦時下―書き手が体制に絡めとられるとき」

青木文美(愛知淑徳大学)

 

戦前戦中期の子ども読物の出版事情を概観すると、1938 10 月の「児童読物ニ関スル指 示要綱」の伝達により昭和初期の円本ブームの頃のような児童文学復興期が訪れ、1941 12 月発足の少国民文化協会後もしばらく続き、1942 年半ばあたりを境に戦争色の少ない子ども向け読物の発行が難しくなっていきます。この間に組織され、書き手が実務にあたった日本出版文化協会児童課と日本少国民文化協会とに着目するとともに、統制のなかで良質な子ども向け読物の産出に努めた赤い鳥童謡会出身者たちの足跡を紹介します。

 

 

日本児童文学学会中部支部事務局からのお願い

*会計より*

2017年度の支部会費2,000円が未納の方は、納入をお願いいたします。

3月例会に出席される方は受付で納入ください。ご欠席の方はお手数をおかけしますが、お早めに下記郵便局振込口座に、備え付けの用紙を使って振り込みをお願いいたします。休日でもATMが稼働しているときは振り込みができます。

今年度より振込口座が変更になりましたので、ご注意ください。

口座番号:00550−4−52140

口座名称:日本児童文学学会中部支部

(他行からの振込みの場合は、〇五九(ゼロゴキュウ)店 当座 0052140 です。)

 

日本児童文学学会中部支部

480-1197 愛知県長久手市片平二丁目9

愛知淑徳大学福祉貢献学部

青木文美研究室気付

電話:0561624111(内線2458

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