日本児童文学学会 中部支部HP

Japan Society for Children's Literature

このホームページは、日本児童文学学会中部支部の活動を広く公開することを目的としています。
中部支部は、年一回発行の年報と、年三回の例会開催を主な活動内容としています。
例会は、会員の方以外でも自由に参加出来ます。
興味のある方は中部例会事務局までお問い合わせください。
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日本児童文学学会第73回中部例会案内

 

日本児童文学学会第73回中部例会

案内

      

 

 第73回中部例会を、下記の通り開催いたします。

会員の皆さまにはお誘い合わせの上、多数ご参加いただきますようお願い申し上げます。

                (当日一般参加者資料代 500円)

 

日時: 2011910日(土) 14001600 (受付開始1330

 

場所名古屋市東図書館 集会室

 

プログラム

《研究発表》 14001440  (質疑応答10分含む)

   中国の児童青少年演劇       青木沙弥香(帝京大学可児高等学校)

【発表要旨】

 現在までに日本で紹介された中国の児童青少年演劇作品は、日本の劇団による上演、脚本の翻訳、中国の劇団の来日公演、日中合作舞台などをあわせても、数えるほどしかない。そこで、本発表ではまず、中国の児童青少年演劇の誕生から現在に至る発展の流れを説明したい。

 1、中華人民共和国建国(1949年)以前―中国児童青少年演劇の黎明、社会主義思想との結びつき、そして戦時期の子ども劇団など

 2、新中国建国から文化大革命後の復興期 ―専門劇団の誕生と50年代の繁栄期、政治状況の変化による低迷、空白の十年の後の回復

 3、新時期(80年代)―80年代の繁栄期、子ども目線をめざす新時期の作品の登場、そして様々な問題の表面化

 4、90年代以降―中国児童青少年演劇の市場探索、題材の拡大と舞台形式の変化、流行を取り入れるという定型

 以上のような大まかな流れをみたあとで、最近の中国児童青少年演劇の動向について述べ、今後の展望を簡単にまとめたい。

 

《研究発表》 15001540  (質疑応答10分含む)

金港堂刊行雑誌『少年界』・『少女界』における表紙の変遷と読者像の性格    

                   田中 卓也(吉備国際大学)

【発表要旨】

 本研究は、老舗書籍であった金港堂書籍株式会社(以下、金港堂と略記する)発刊した少年雑誌として知られる『少年界』、および少女雑誌として人気を博した『少女界』を取り上げ、投書欄に集った読者の性格およびその読者像を見いだすことが目的である。活版印刷における児童雑誌は1888(明治21)年創刊の『少年園』がその嚆矢であり、以後『小国民』(1898年)、『少年世界』(1895年)、遅れること7年金港堂書籍刊行の『少年界』等が挙げられ、まさに児童雑誌の黎明が幕を開くことになった。『少年界』(1冊金10銭、全140頁)の内容は、天皇・陸軍大臣・海軍大臣等の肖像画を掲載した「口絵」欄をはじめ「唱歌」・「修養訓」に見られる「少年界」欄、「学問」欄、「雑録」欄、「なぐさみ」(娯楽)欄、文章上達をめざす「文林」欄、「時事」欄などが設けられていた。投書欄は「通信」欄とよばれ長い期間掲載された。多い時には5000通を超える投書が寄せられた同欄には、読者同士の交流(交際)を目的とした読者や記者に意見をする読者等多くが集った。またわが国最初の少女雑誌として1902年にうまれた『少女界』(1冊金10銭、全140頁)は、『少年界』の女子版として機能し、早い時期から多くの読者の獲得に成功した。

金港堂の出版した少年少女二誌の読者には学問に意欲を見せる者、作品投稿に意欲を見せる者が多かったこと、同郷意識の強い読者が多かった。「投稿者意識の高さ」・「連帯意識」等がうかがい知れるのである。また表紙のモデルについては『少年界』では、軍国少年や真面目な少年像が描かれることが多く、『少女界』については、勤倹・貞淑な女性像が描かれることが散見された。表紙の変遷や読者の特徴から、当時のわが国における国家主義思想に基づく読者像を理想としていたのかもしれないと考える。

 なお、本研究は平成23年度文部科学省科学研究費補助金」(タイトル「近代日本における少年雑誌の普及と少年読者意識形成に関する歴史的研究」・基盤研究C 研究者番号:23531032)および「平成23年度吉備国際大学共同研究費」による研究成果の一部である。

 

名古屋市東図書館  〒461-0047 名古屋市東区大幸南一丁目110  

          地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田 下車 1番出口すぐ

地図はhttp://www.library.city.nagoya.jp/guide/m_higashi.htmlを参照してください。

 

『児童文学論叢』編集委員会より

中部支部会員の皆様へ 原稿募集のお知らせ

『児童文学論叢』第17号を年度末(20123)に発行予定です。

執筆ご希望の方は、9月末日までに事務局あるいは編集委員へお申し出ください。

なお原稿の締め切りは2011125日です。

 

日本児童文学学会中部支部事務局より

諸般の事情により、メール配信でご案内をさせていただくこととなりました。送信の際に使用するアドレスは、「日本児童文学学会会員名簿(2008年版)」に記載のものです。アドレスを記載されていなかった方や支部のみの会員の方で、アドレスをお教えいただけるようでしたら、事務局までご連絡ください。

また、支部会費2,000円の納入をお忘れの方が多くいらっしゃいます。お手数をおかけしますが、お早めにお願いいたします。なお、2009年度より口座番号(下記)が変わっておりますので、ご注意ください。

 

口座番号:00810-5-182222

口座名称:日本児童文学学会中部支部

加入者振込局:名古屋元桜田

(他行からの振込みの場合は、089店 当座 0182222です。)



    日本児童文学学会中部支部
       〒504-0837 岐阜県各務原市那加甥田町30-1
       中部学院大学子ども学部子ども学科
       浅野俊和 研究室
       t-asano@chubu-gu.ac.jp

 

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